地球社会統合科学府では、人類を含めた全生物にとっての生存圏である「地球社会」というシステムとそれに関連するグローバルな人類的諸問題を文理の枠を超えた「統合的な学際性」に立脚して究明するとともに、これまでにない新たな解決方法を提案して世界と地域をリードする人材を養成することを目指します。
地球社会統合科学府は、6つのコースから編成されています。「KEYWORDのスペクトラム」に表現された、地球社会に関するゆるやかに繋がる研究領域を6つのコースに編成し、それぞれに対応する科目を設けています。学生の皆さんは、これらのうちからメインコースを選択して、専門を学んでいくことができます。
「地球社会」を舞台にした「地に足のついた」調査研究能力と実践力をはぐくむために、様々な研究領域におけるフィールド調査科目と外国語での発信能力を高めるための科目を準備しています。
入学時には全員に教員がチューターとして配置され、それぞれの能力と適性を考慮した履修指導を実施します。1年の後期からは自分で選んだ指導教員団による指導を受けることができます。複数の教員による親身な指導で、足りないところを補いつつ、自分の問題関心に即しつつ研究を進めることができます。