USS Emmons

 
USSエモンズの最新フォトグラメトリーモデル(2020年度)

 
 2015年に撮影した写真を基にして、浅海底フロンティア研究センター・山舩 晃太郎氏・株式会社ワールドスキャンプロジェクトが協力して作成した三次元モデルです。


沖縄北西沖に沈む駆逐艦エモンズを高精度で可視化 -沖縄戦と特攻の歴史を伝える-

国際放送 NHKワールド「Scuttled Ship Shows Wages of War」配信(2021年1月28日~)

 2020年12月8日の「NHK おはよう日本」での放送内容が、国際放送「NHKワールド」で配信されています。
(配信期間:約3週間 ~2021年2月18日頃)
 以下のURLでご覧いただけます。

 NHK WORLD-JAPAN : Scuttled Ship Shows Wages of War


 

NHK 国際報道2020「特攻・元米兵が語る“知られざる作戦”とは」放送(2020年11月27日)

 2020年11月27日、NHK BS1 国際報道2020において「特攻・元米兵が語る“知られざる作戦”とは」が放送されました。

 国際報道2020に「特攻・元米兵が語る“知られざる作戦”とは」

 沖縄北部の海底に眠るUSSエモンズ。
 太平洋戦争末期の沖縄戦で日本軍による特攻により沈没したアメリカの駆逐艦で、2001年に発見。世界で唯一、特攻隊による攻撃と被害の実態を示す“戦争遺跡”として調査が進められ、大きな注目を集めている。
 今回、NHKは九州大学等の「最終調査」へ同行し、4Kカメラで潜水撮影。
 2000枚に及ぶ高解像度写真とマルチビーム測深を組み合わせた独自の手法で「特攻作戦」の詳細に迫る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       4Kカメラによる潜水撮影の様子

 

 2020年12月8日にはNHK おはよう日本でも「「特攻」の痕跡 沈む軍艦に」が放送されました。

 おはよう日本「「特攻」の痕跡 沈む軍艦に」

 また、USSエモンズの潜水撮影映像を360度VRでご覧いただけます。

 アメリカ軍掃海駆逐艦「エモンズ」に潜る360゜:NHK VR

 沖縄県本島北部、古宇利島沖の海底には、太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍の“特攻”を受けた全長100mを超えるアメリカの軍艦が沈み、当時の姿を残しています。戦後75年、戦争の悲劇を物語る水深45mの海に潜りました。


 

戦後75年の慰霊の日によせて(2020年6月23日)

 今日は戦後75年となる沖縄慰霊の日です。沖縄戦で亡くなられた方、ご家族の方々に心より哀悼の意を表します。

 今年は戦後75年関連のイベントも数多く企画されていました。「浅海底の戦争遺跡 USSエモンズ伝承プロジェクト」講演会は来年6月12~13日に延期させていただくこととなりましたが、コロナ禍の中で、福岡県の大刀洗平和記念館で計画されていた企画展など多くのイベントも来年に延期になっております。そこで来年は、様々な関連イベントともコラボさせていただき、また、より多くの研究成果も盛り込みながら、伝承プロジェクトをより良いものにできればと計画しているところです。

 皆様方にいただきましたご支援に感謝申し上げながら慰霊の日を迎えましたこと、ご報告させていただきます。
 今後ともよろしくお願いいたします。


 

クラウドファンディング「浅海底の戦争遺跡 USSエモンズ伝承プロジェクト」


 我々は、第⼆次⼤戦末期の沖縄戦にて⽇本軍特攻機の攻撃によって航行不能となり、僚艦によって沖縄・古宇利島沖の水深40mに沈められた米国の戦艦エモンズについて、詳細な三次元モデルを作成し、それを基に史実を明らかにしてきました。

 2020年は戦後75年です。戦争体験者の高齢化が進み、戦争遺跡を基に語り継ぐことの重要性が大きくなってきました。

 このたび、クラウドファンディングプロジェクト「浅海底の戦争遺跡 USSエモンズ伝承プロジェクト」を立ち上げ、水中戦争遺跡の伝承に関する講演会開催費用をみなさまの応援で集めることができました。ありがとうございました。


 
エモンズ研究についての最新情報(2020年4月27日)

 
 先日、当初今年6月に予定していた講演会を1年後に延期することを決定しご連絡を差し上げました。皆様方のご理解を賜り、誠にありがとうございました。来年、より豊かな内容で講演会が開催できるよう、講演者一同、できるところから研究を進めているところです。

 先週、我々のエモンズの研究の進展を国際学会”Post-Medieval Archaeology Congress 2020”で発表しましたところ、反響が大きかったものですから、ご報告させていただきます。

 この学会は英国で開催される予定でしたが、急遽ツイッターを使った開催に変更になりました。慣れない形式の発表でしたが、共同研究者であり、講演者のお一人でもある中西裕見子さん(大阪府教育庁、九州大学学術研究員)に代表で発表していただきました。その結果、学会発表のなかで1番人気だったと主催者から連絡がありました。下のツイッターのスクリーンショットをご覧ください。左から2つ目の矢印の四角がリツイート(面白いよ、とおすすめいただいた人数)で74人です。そのとなりのハートが、Like!です。なんと230でした。これらの数は、学会開催3日間でナンバーワンだったとのことです。来年の講演会には、この内容も盛り込みます。是非ご期待ください。

 
 * 下の画像をクリックするとツイッターページにジャンプします。

 なかなか厳しい日々が続いておりますが、太平洋戦争末期に生きた人々の気持ちに寄り添うと、いまの難局も頑張って乗り越えられるのではないかと、励まされるような気もします。皆様どうぞご自愛ください。

 2020年4月7日
 九州大学 浅海底フロンティア研究センター
 センター長 菅 浩伸


 
「浅海底の戦争遺跡 USSエモンズ伝承プロジェクト」 講演会の延期について(お知らせ)

 
 クラウドファンディング「浅海底の戦争遺跡 USSエモンズ伝承プロジェクト」 講演会を今年6月13日と14日に予定していましたが,新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み,講演者一同で協議した結果,来年2021年6月に延期することを決定いたしました。

 なるべく早く感染拡大が終息し,以前と同様な生活を送ることができればと願っておりますが,大勢の方々に集まっていただく講演会については,ワクチンや治療薬ができてから開催すべきと判断し,1年の延期とさせていただきました。我々の研究は継続しておりますので,来年には新たに分かった事実を盛り込んだ講演会にしたいと考えております。会場の再予約ができ,日程が分かった時点で,皆様にご連絡を差し上げます。引きつづき応援のほど宜しくお願いいたします。

 皆様,どうぞ安全にお過ごしください。

 2020年4月7日
 九州大学 浅海底フロンティア研究センター
 センター長 菅 浩伸


 

クラウドファンディング「浅海底の戦争遺跡 USSエモンズ伝承プロジェクト」

   期間:2019年6月7日~8月15日
   後援:沖縄県教育委員会、今帰仁村教育委員会

 
 * 下の画像をクリックしてちらしをダウンロードしてください。

 
 * 「ReadyForサイトでのアカウント作成方法と銀行振込での寄附方法」
下の画像をクリックして操作マニュアルをダウンロードしてください。


一般公開シンポジウム

 「浅海底の戦争遺跡 その記録と伝承」

   日時:2019年1月12日(土) 13:00-17:00
   場所:九州大学 椎木講堂 大ホール (入場無料)

   主催:九州大学 浅海底フロンティア研究センター
      九州大学大学院 地球社会統合科学府
   後援:福岡市、糸島市
 
   プログラム:

   「沖縄戦と戦争遺跡」
    片桐 千亜紀(沖縄県立埋蔵文化財センター/九州大学大学院 比較社会文化研究院)

   「最先端の地理学で可視化する米軍艦エモンズ」
    菅 浩伸(九州⼤学 浅海底フロンティア研究センター/九州大学大学院 地球社会統合科学府)

   「水中考古学から見たエモンズの戦い」
    吉崎 伸(京都市埋蔵文化財研究所)

   「水中文化遺産と戦争の記憶 ― ハワイ・USSアリゾナの事例」
    中西 裕見子(大阪府教育庁/九州大学大学院 比較社会文化研究院)

   「太平洋戦争の歴史と記憶のあり方」
    マシュー・オーガスティン(九州大学大学院 地球社会統合科学府)

新聞報道

  西日本新聞(2019年1月16日朝刊)

 
 * 次の画像をクリックしてPDFをダウンロードしてください。

 


 

 我々の研究グループは、沖縄・古宇利島沖の水深40mに沈む米国の軍艦エモンズ(USS Emmons)について、革新的な方法で詳細に可視化することに成功しました。

 エモンズは第二次大戦末期の沖縄戦にて日本軍特攻機の攻撃によって航行不能となり、僚艦によって沈められたものです。衛星測位システムが利用できない水中にて、多視点ステレオ写真測量にマルチビーム音響測深から得られた位置情報を与える新たな方法を提示し、5cmグリッドのきわめて詳細な海底地形図および三次元モデルを作成しました。水深40mの海底で120m×30mもの広い範囲について、地理座標を持つ多視点ステレオ写真測量図を示したのは世界で初めてです。対象は沖縄戦を物語る戦争遺跡ですので、今後の水中戦争遺跡の保存へむけて、また、今後の平和教育への活用へむけて貴重な資料となります。

 本研究は平成28~32年度 科研費 基盤研究(S)JP16H06309 「浅海底地形学を基にした沿岸域の先進的学際研究-三次元海底地形で開くパラダイムー」(菅 浩伸)の成果の一部です。

 

論文

 『Assessment and Significance of a World War II battle site: recording the USS Emmons using a High‐Resolution DEM combining Multibeam Bathymetry and SfM Photogrammetry』
 (どなたでも無料でダウンロードしていただけます)
 Wiley 広報 (Popular Archaeology)

広報

 九州大学
  研究成果     プレスリリース     Facebook     Twitter

報道

 テレビ報道
  NHK福岡(2018年6月22日)
  KBC九州朝日放送(2018年6月22日)
  日テレニュース(2018年6月22日)
  NHK沖縄(2018年6月28日)
  NHK NEWS WEB「海底の戦跡 最新技術で残す」(2018年7月10日)

 新聞報道
  西日本新聞(2018年6月23日朝刊)
  日本経済新聞(2018年6月23日朝刊)
  毎日新聞(2018年6月23日朝刊)
  読売新聞(2018年6月23日朝刊)
  産経新聞(2018年6月26日朝刊)
  日刊工業新聞(2018年6月30日)
  朝日新聞(2018年9月4日朝刊)
  沖縄タイムス,琉球新報,北日本新聞,中日新聞,上毛新聞,東京新聞,河北新報 など

 ネットニュース
  Yahoo ニュース(2018年6月22日)
  BIGLOBEニュース(2018年6月22日)
  JIJI.COM(2018年6月22日)
  大学ジャーナルONLINE(2018年6月24日)

授業

 2018年6月12日(火)地球社会統合科学府 授業「統合学際研究法」
 「浅海底の戦争遺跡-どのように可視化し,どのように伝えるか?」開講

   日時:2018年6月12日(火)13:00~16:20
   場所:共進化社会システムイノベーション施設 2階 ホール

   プログラム:

   「沖縄戦と戦争遺跡 ― エモンズを理解する為に」
    片桐 千亜紀(沖縄県立埋蔵文化財センター/九州大学大学院 比較社会文化研究院)

   「最先端技術を用いたUSSエモンズの地図化とその意義」
    菅 浩伸(九州⼤学 浅海底フロンティア研究センター/九州大学大学院 地球社会統合科学府)

   「水中文化遺産と戦争の記憶 ― ハワイ・USSアリゾナの事例」
    中西 裕見子(大阪府教育庁)

   「太平洋戦争の歴史と記憶をめぐる教育のあり方」
    マシュー・オーガスティン(九州大学大学院 地球社会統合科学府)

 「浅海底の戦争遺跡」PDFデータ

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