地球社会統合科学府

学府について

ディプロマポリシー

ディプロマポリシー(修了要件、学位授与に関する方針)
修士課程
  • 修士課程にあっては、当該学府の定める期間在学して研究指導を受け、本学府の教育理念、目標に沿って設定した授業科目を履修するとともに、基準となる単位数を修得し、修士論文の審査及び試験に合格して、課程を修了することが学位(学術、理学)授与の要件です。
  • 修得すべき履修科目には、必修とする共通科目と、選択とする基礎科目、専門科目があります。基礎科目、専門科目については、設定された6つのコースから自らの研究の主軸となる分野としての「メインコース」、と自らの研究の幅を広げて補完する分野としての「サブコース」を選択し、履修します。
  • 研究の主軸となる分野の専門知識、先端的な研究や技能に加え、学際的な研究を行う基礎力を身につけることを目標とします。各コースの到達目標は以下のとおりです。
包括的地球科学コース
地球史的スケールにおける人類存立の基盤としての地球システムの成り立ちを理解し、将来の人類存立を脅かす問題に対して適切な対処案を提案すべく、学問的な俯瞰力や課題発見・分析・解決能力を修得し、さらにその成果を国内外に発信する能力を身につける。
包括的生物環境科学コース
生物多様性を踏まえた人類存立問題の解明と対処方法の探求のために、生物環境・生命の総合科学化を牽引し、こうした問題に対して適切な対処策を提案すべく、総合的な課題発見・分析・解決能力を身に付ける。
国際協調・安全構築コース
人類発展の未来像を、公正で平和な、格差のない多様な文化の栄える世界として構想する、総合的な課題発見・分析・解決能力を身につける。
社会的多様性共存コース
人類共存の未来像を構想するために、幅広い俯瞰的な知の基盤を習得するとともに、対象となる地域の調査、資料の収集と分析を通して、社会的多様性共存に関わる諸問題を適切に分析し、得られた知見を適切に表現できる技能を身に付ける。
言語・メディア・コミュニケーションコース
人類共通の未来構想のためのコミュニケーションと相互理解のために、言語や多様なメディアによるコミュニケーションのプロセスを学際的に解明することを通して、複眼的視野でコミュニケーションをとらえる能力を身につける。
包括的東アジア・日本研究コース
学士レベルの学習や学問的経験をもとにして、学問的俯瞰力や課題認識の能力を涵養する。さらに、人類の未来構想モデルを提示すべく、日本を含む東アジアという立ち位置から包括的な地域研究を牽引し、その成果を国内外に発信する能力を身につける。
学位の種類
    本学府の学位に付記する専攻分野の名称の基本は「学術」です。ただし「包括的地球科学コース」または「包括的生物環境科学コース」をメインとして履修した修了予定者,並びに「包括的東アジア・日本研究コース」で理学分野の専門的素養を十分に身につけている修了予定者については,修士論文提出後に設置される「修士論文調査委員会」において履修科目及び研究テーマを審査の上,修士(理学)を授与します。英語名称は,国際的な通用性に留意して,修士(学術)をMaster of Arts,修士(理学)をMaster of Scienceです。
博士後期課程
  • 博士後期課程にあっては、当該学府の定める期間在学して研究指導を受け、本学府の教育理念、目標に沿って設定した授業科目を履修するとともに、基準となる単位数を修得し、博士論文の審査及び試験に合格して、課程を修了することが学位(学術、理学)授与の要件です。
  • 修士課程において身につけた学際的な素養を土台として、専門性をより深化・発展させて、世界水準の研究能力を修得し、独創的な学位論文を完成することを重視します。なお、博士後期課程編入者については、修士前期で開講される「共通科目」の一部を必修とすることで、統合的な学際性の基礎を養います。
  • 研究者として自立できる専門的、先端的な研究能力を有するとともに、学際的、包括的視野から人類社会の様々な問題解決に指導的役割を果たす能力を身につけることを目標とします。
学位論文の審査基準
修士論文の審査基準
  • 1.審査体制
  • 学位論文の審査は,指導教員団を含む正1名及び副3名以上の審査委員の合議で行う。
  • 2.評価項目
  • 修士論文の審査においては,地球社会的視野に立つ統合的学際性という本学府理念,及び,ディプロマ・ポリシーに示す到達目標をふまえて,以下を評価基準とする。
  • (1) 研究テーマの位置づけと意義
  • 論文の問題設定が,当該分野の学問的蓄積をふまえて適切かつ明確に示されており,学術的あるいは社会的な意義を有するものであるか。
  • (2) 研究方法の妥当性
  • 研究主題の探究のために,理論,実験,フィールド調査,資料収集,分析などの研究方法や手段が研究対象と適切かつ効果的に組み合わされているか。
  • (3) 論証及び結論の妥当性と意義
  • 問題設定から結論に至る論旨が,論理的に明快であるか。また,結論は当該分野において新規性をもった学術的価値ないし応用的価値を有しているか。
  • (4) 倫理性と形式性
  • 研究方法や資料・データなどの使い方は研究倫理及び社会倫理に照らして問題ないか。文章表現は適切か。文献や図表の引用は適切になされているか。
  • (5)研究能力
  • 学位申請者は,統合的学際性にもとづく幅広い専門的知識と自主的研究能力を備えていると認められるか。また,研究成果の論理的説明力は十分か。
博士論文の審査基準
  • 1.審査体制
  • 学位論文の審査は,正1名及び副4名の論文調査委員の合議で行う。
  • 2.評価項目
  • 博士論文の審査においては,地球社会的視野に立つ統合的学際性という本学府理念,及び,ディプロマ・ポリシーに示す到達目標をふまえて,以下を評価基準とする。
  • (1) 研究テーマの位置づけと意義
  • 論文の問題設定が,当該分野の学問的蓄積に対する深い理解のもとに適切かつ明確に示されており,新規性,独創性をもつ学術論文としての意義が認められるか。
  • (2) 研究方法の妥当性
  • 研究主題の探究のために,理論,実験,フィールド調査,資料収集,分析などの研究方法や手段が研究対象と適切かつ効果的に組み合わされているか。
  • (3) 論証及び結論の妥当性と意義
  • 問題設定から結論に至る論旨が,論理的に明快であるか。また,結論は当該分野における学術の発展に貢献するものであるか。
  • (4) 倫理性と形式性
  • 研究方法や資料・データなどの使い方は研究倫理及び社会倫理に照らして問題ないか。文章表現は適切か。文献や図表の引用は適切になされているか。
  • (5)研究能力
  • 学位申請者は,統合的学際性にもとづく高度な専門的知識と牽引的研究能力を備えていると認められるか。また,研究成果の論理的説明力及び国際的発信力は十分か。