地球史上の大規模変動を引き起こした大陸衝突テクトニクス,およびそれに伴う物理・化学現象の解析を行う.

鍾乳石や深海堆積物に記録された古気候情報の解読し,将来の気候変動予測に役立てる.

最先端分析装置による超微小領域の精密な解析結果から,地殻〜マントル物質の形成過程を解析する.
その他にも多様なテーマで研究を進めています(順次更新予定)
最近の博士論文と修士論文のタイトルです.
ミクロからマクロへ
レーザーラマン分光分析計・レーザーアブレーションICP質量分析計・フィールドエミッション電子プローブマイクロアナライザ,全自動マイクログラインディングシステム等の最先端装置群を駆使し,微小鉱物の同定から化学分析,年代測定を行う.ミクロン〜ナノミクロン単位の発見が,地球規模の大規模テクトニクスの解明につながる.南極大陸,アジア大陸形成史の解析はもとより,国内外と共同して微小領域分析の拠点を目指す.

具体的には,地殻〜マントル由来の火成岩類・変成岩類について,理論的・実験的解析を駆使して,極低変成度から極限領域の変成成岩形成に至るすべての岩石形成プロセスを統合的に解明する..