地球史上の大規模変動を引き起こした大陸衝突テクトニクス,およびそれに伴う物理・化学現象の解析を行う.

鍾乳石や深海堆積物に記録された古気候情報の解読し,将来の気候変動予測に役立てる.

最先端分析装置による超微小領域の精密な解析結果から,地殻〜マントル物質の形成過程を解析する.
その他にも多様なテーマで研究を進めています(順次更新予定)

最近の博士論文と修士論文のタイトルです.
アジア大陸形成過程を解明する

アジア大陸は多くの微小大陸の集合・合体によって形成された.私たちは,微小大陸集合時に形成された造山帯の地質調査・岩石採取を行うため,熱帯ジャングルから高々度岩石砂漠までを踏査しながら現地調査を実施して,アクティブフィールドサーベイの拠点を目指す
南極から超大陸形成プロセスを探る
約5億年前,東・西ゴンドワナ大陸が衝突することによって,ゴンドワナ超大陸が形成された.その衝突域の中心部に位置する東南極・セールロンダーネ山地や大陸形成の核となったナピア岩体等の太古代変成岩地域の岩石を解析することによって,当時のテクトニックな背景と地下深部の物理・化学現象を明らかにする.