ナノから準マクロまで,観察対象のサイズに応じた各種顕微鏡を取り揃えています.また,蛍光やカソードルミネッセンス等の励起光観察も可能で,幅広いニーズに対応できます.

岩石の切断・研磨,粉末試料や凍結切片の作成など.試料の分析や観察のための前処理を行う装置です.特に,薄片作成のための設備は充実しており,大型薄片を短時間で容易に作成できます.

全岩および微小領域の元素・同位体組成分析に対応した,標準的〜最新鋭の分析装置を配備し,高度な固体地球科学の研究を実践しています.
また,鉱物組成や古地磁気測定のための設備もあります.

地球環境の変動を研究する上で,大気・海洋・河川水・火山ガスの成分は重要な情報です.本講座では,気体・液体試料の成分を分析する装置を配備し,環境科学を実践しています.
その他,あらゆる野外フィールドに対応した野外装置を配備しています.
原子間力顕微鏡
先端の尖った針(探針)と試料の間のトンネル電流を検出することで表面構造を原子レベルの分解能で観察できます.
低真空走査型電子顕微鏡(日本電子JSM-5600LV)
微生物のような含水試料,導電処理のできない非導電性試料に対して,極度に乾燥させることなく観察できる低真空機能を持ちます.
偏光顕微鏡・実体顕微鏡(ニコン・オリンパスなど多数)
最新の写真撮影システムを搭載しています.岩石プレパラートの3次元写真の合成やステージ回転時の動画の撮影も可能です.