活動報告
1. 課題
第6回フューチャーアジア創生フォーラム
テーマ: 「大学におけるLGBTQ+支援――キャンパスの未来を描く」
2. 期間
平成30年2月23日(土): 13:30-17:30
3. 参加者
Euan MCKAY(東京大学広報戦略本部)
大賀 一樹(早稲田大学GSセンター)
Sonja DALE(一橋大学大学院社会学研究科)
Olivier AMMOUR-MAYEUR氏(国際基督教大学CGS・教養学部)
河嶋 静代(北九州市立大学名誉教授)
真野 豊(広島修道大学・日本学術振興会特別研究員)
面高 有作(九州大学キャンパスライフ・健康支援センター)
佐竹 圭介(九州大学ハラスメント相談室)
三隅 一百(九州大学大学院地球社会統合科学府・教授)
藤田 智子(九州大学大学院地球社会統合科学府・講師)
企画: 張天奇(九州大学大学院地球社会統合科学府・博士後期課程3年/フューチャーアジア・プログラム1期生)
4. 担当者
三隅一百教授、藤田智子講師
企画: 張天奇
5. 活動内容
九州大学大学院地球社会統合科学府 第6回フューチャーアジア創生フォーラム
テーマ: 「大学におけるLGBTQ+支援――キャンパスの未来を描く」日程:
日時: 2月23日(土)
場所: アクロス天神606会議室(福岡市中央区天神1-1-1)
プログラム:
第1部「各大学の取り組みの紹介」
Olivier AMMOUR-MAYEUR氏(国際基督教大学CGS大賀一樹氏(早稲田大学GSセンター)
Euan MCKAY(東京大学広報戦略本部)
Sonja DALE(一橋大学大学院社会学研究科)
第2部「コメント・パネルディスカッション」
河嶋静代(北九州市立大学名誉教授)
眞野豊(広島修道大学/日本学術振興会特別研究員)
面高有作(九州大学キャンパスライフ・健康支援センター)
佐竹圭介(九州大学ハラスメント相談室)
モデレーター: 三隅一人(九州大学地球社会統合科学府)
概要:
シンポジウムの趣旨
大学は「大きなコミュニティの縮図」(Gumprecht 2003; Worthen 2012, p.100)として、「社会の多様な構成」をより正確に反映し続けている。日本では、LGBTQ+は人口の約8%を占めている。大学がどのように多様な背景や社会的アイデンティティを持つ人々を許容し、歓迎し、支援するキャンパス環境を作り出すべきかという課題に取り組むことが重要である。そのため、このシンポジウムを通じて大学におけるLGBTQ+の学生や職員のサポートのあり方を探る。特に以下の点に注目し、現状を把握し、改善点を明らかにするとともに、今後大学がどのように対応していくべきかを考える。
①大学のさまざまなシステム・施設(トイレ、健康診断、学生証・職員証、書類、寮など)
②クィア問題への関心の向上(ジェンダー・セクシュアリティ研究所・センター、性の多様性に関する授業やイベント、LGBTQ+に関するリソース)
③LGBTQ+学生や職員のメンタルサポート
④LGBTQ+学生のキャリアサポート
⑤自助グループ、サークルなどの支援
6. 参考資料