活動報告
フォーラム会場の様子
フューチャーアジア・プログラムでは今年で第5回目となるフューチャーアジア創生フォーラムを平成29年11月23日に九州大学西新プラザにて開催しました。本フォーラムはプログラムの一環として開催し、アジアにおける社会問題に対して様々なかたちで発信している方々を3名招待し、講演を通して新しいメディア時代における社会問題への取り組みについて、発信・共有を行うとともに、来場者の人達に刺激を受けていただくことを目的としました。
今年度は「新しいメディア時代のアジア―共生社会をめざして―」をテーマに、市民による発信力の強化に貢献するべく設立されたNPO法人「8bitNews」の代表でありジャーナリスト・キャスターでもある堀潤氏をメインゲストに迎え、社会の様々な分野で活躍する専門家達が社会的なマイノリティーについての課題について、臨場感溢れる講演を行いました。
講演者
●<メインゲスト>堀 潤氏(元NHKアナウンサー、ジャーナリスト)
●朴 康秀氏(北九州市立若松中央小学校民族学級講師、福岡市人権啓発センター講師)
●于 寧氏(東京大学大学院生)
講演会はフューチャーアジア・プログラムのプログラム生2名が司会進行を務め、地球社会統合科学府の学府長であり、プログラム責任者でもある小山内康人教授による主催者挨拶とフォーラムの趣旨説明より開始となりました。
フューチャーアジア・プログラム生による司会進行
主催者挨拶(小山内康人学府長)
基調講演ではジャーナリストでありキャスターでもある堀潤氏に、SNSの普及により個人が情報を発信できる環境が整った今の時代に考えることについてお話頂きました。
基調講演(堀潤氏)
朴康秀氏には、ヘイトスピーチの実相についてお話頂きました。
講演(朴康秀氏)
于寧には、新しいメデイア時代のクィア運動についてお話頂きました。
講演(于寧氏)
講演終了後には来場者から講演者全員に対する質疑応答の時間を設け、来場者からの率直な質問に講演者が直接回答する機会を持ちました。
講演者への質疑応答
フォーラム開催案内ポスター/フライヤー