活動報告
華東師範大学教授による集中講義・フィールドトリップ・ワークショップ
華東師範大学より招聘した研究者による集中講義・フィールドトリップ・ワークショップが7月、8月に行われました。
メンバー:
高寧(中国 華東師範大学外国語学院教授・副学院長)
潘世聖(中国 華東師範大学外国語学院教授・日本語学科長)
唐権(中国 華東師範大学外国語学院准教授)
●講義
7月21日(火)3限・4限(センター1号館1405講義室)、5限(センター1号館1402講義室)
7月23日(木)3限~5限(比文言文棟321会議室)
7月28日(火)3限~5限(比文言文棟321会議室)
概要:日中文化交流史・中国人留学生によるディアスポラ文学・日中翻訳理論等に関する講義を行いました。履修者は16名(単位取得者は8名、聴講のみ行った学生8名)でした。講義内容の中には、日本ではほとんど行われていない学問分野の内容を多く含まれており、大変有意義な内容でした。
●”九大を舞台にした日中文化交流”をテーマに福岡市内でのフィールドトリップを開催
実施日:7月31日(金)、伊都キャンパス10:00出発、17:00帰着
行き先:西公園、東公園、病院キャンパス博物館、箱崎宮
概要:郭沫若や陶晶孫に焦点をあて、日中文化交流という視点から、近代歴史における福岡や九州大学の東アジアでの位置付けや役割を考えました。特に九州大学医学部出身である著名な文学者・政治家である郭沫若に焦点を当て、九大の歴史を振り返りながら郭が築いた日中文化交流を学び、今後の日中間の文化交流のあり方を考察しました。学生の参加者は、12名でした。
●ワークショップ”帰国留学生のキャリア形成と支援”を実施
8月6日(木)13:30~17:00 伊都ゲストハウス多目的ホール
ワークショップでは3名の招聘研究者による講演の後、中国での就職や留学を希望する学生のための個別相談会を開催した。華東師範大学の先生方と直接お話ができ、とりわけ中国で研究者として就職を希望する学生にとって、大変貴重な機会になった。当日の出席者は32名であった。
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大学院 地球社会統合科学府
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