活動報告
明治維新150周年記念国際シンポジウム「九州から見た明治維新とアジアの近代化」
九州大学大学院地球社会統合科学府では、統合的学際教育を基盤とするグローバル人材養成プロジェクトの主たる事業として、海外研究者チームを招へいしています。このたびは「九州から見た明治維新とアジアの近代化」というタイトルで、明治維新150周年記念国際シンポジウムを2日間に亘り開催しました。1日目はコロンビア大学教授のキャロル・グラック先生など著名な方々総勢3名による基調講演&ラウンドテーブルディスカッションを、2日目は「アジアの革命と近代化」について、国内外の専門家の方々にご講演頂きました。
◆日 時:第1部 2018年11月17日(土)13:00~17:30
第2部 2018年11月18日(日)10:00~16:30
◆場 所:JR博多シティ10F 大会議室A/B
◆内 容:
・第一部 2018年11月17日(土)「世界史のなかの明治維新」(13:00開演)
使用言語:日本語・英語
開会の挨拶: 松井康浩(地球社会統合科学府 副学府長)
基調講演(13:10-16:20)
“The Dangers of a Simple Story: The Meiji Restoration at 150”
Carol Gluck(コロンビア大学 教授)
「明治維新と東アジア 「アジアの近代化モデル」イメージの形成 」
川島真(東京大学 教授)
「「明治維新」の賞味期限 語りの変遷をめぐって 」
有馬学(九州大学 名誉教授)
ラウンドテーブルディスカッション(16:30〜17:30)
閉会(17:30)
・第二部 2018年11月18日(日)「アジアの革命と近代化」(10:00開演)
使用言語:日本語・英語
発表(パネル1):連鎖する革命(10:00〜11:30)
「中国清末の政治改革と明治維新」
郭連友(北京外国語大学 教授)
「辛亥革命とチベット・日本」
小林亮介(九州大学 講師)
“Meiji and October: Japanese Discussion of the Russian Revolution”
Tatiana Linkhoeva(ニューヨーク大学 講師)
パネルディスカッション(11:30〜12:30)
発表(パネル2):「近代を問い直す」(14:00〜15:30)
「幕末日本の国際環境 九州および瀬戸内海から見る 」
後藤敦史 (京都橘大学 准教授)
「日本帝国と沖縄近代 帝国化の起点と同化主義の問題を中心に 」
波平恒男(琉球大学 教授)
「真杉静枝と坂口䙥子の台湾表象」
呉佩珍(国立政治大学 准教授)
パネルディスカッション(15:30〜16:30)
閉会(16:30)
お問い合わせ
国立大学法人 九州大学
大学院 地球社会統合科学府
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