活動報告

2018-11-21

明治維新150周年記念国際シンポジウム「九州から見た明治維新とアジアの近代化」

九州大学大学院地球社会統合科学府では、統合的学際教育を基盤とするグローバル人材養成プロジェクトの主たる事業として、海外研究者チームを招へいしています。このたびは「九州から見た明治維新とアジアの近代化」というタイトルで、明治維新150周年記念国際シンポジウムを2日間に亘り開催しました。1日目はコロンビア大学教授のキャロル・グラック先生など著名な方々総勢3名による基調講演&ラウンドテーブルディスカッションを、2日目は「アジアの革命と近代化」について、国内外の専門家の方々にご講演頂きました。

 

◆日  時:第1部 2018年11月17日(土)13:00~17:30

      第2部 2018年11月18日(日)10:00~16:30

◆場  所:JR博多シティ10F 大会議室A/B

◆内  容:

・第一部 2018年11月17日(土)「世界史のなかの明治維新」(13:00開演)

使用言語:日本語・英語

開会の挨拶: 松井康浩(地球社会統合科学府 副学府長)

基調講演(13:10-16:20)

“The Dangers of a Simple Story: The Meiji Restoration at 150”

   Carol Gluck(コロンビア大学 教授)

「明治維新と東アジア 「アジアの近代化モデル」イメージの形成 」

   川島真(東京大学 教授)

「「明治維新」の賞味期限 語りの変遷をめぐって 」

   有馬学(九州大学 名誉教授)

ラウンドテーブルディスカッション(16:30〜17:30)

閉会(17:30)

 

・第二部 2018年11月18日(日)「アジアの革命と近代化」(10:00開演)

使用言語:日本語・英語

発表(パネル1):連鎖する革命(10:00〜11:30)

「中国清末の政治改革と明治維新」

   郭連友(北京外国語大学 教授)

「辛亥革命とチベット・日本」

   小林亮介(九州大学 講師)

 “Meiji and October: Japanese Discussion of the Russian Revolution”

   Tatiana Linkhoeva(ニューヨーク大学 講師)

パネルディスカッション(11:30〜12:30)

 

発表(パネル2):「近代を問い直す」(14:00〜15:30)

「幕末日本の国際環境 九州および瀬戸内海から見る 」

   後藤敦史 (京都橘大学 准教授)

「日本帝国と沖縄近代 帝国化の起点と同化主義の問題を中心に 」

   波平恒男(琉球大学 教授)

「真杉静枝と坂口䙥子の台湾表象」

   呉佩珍(国立政治大学 准教授)

パネルディスカッション(15:30〜16:30)

閉会(16:30)

 

      

 

お問い合わせ

国立大学法人 九州大学
大学院 地球社会統合科学府

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〒819-0395
 福岡市西区元岡744

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