活動報告
九州大学地球社会統合科学府
「フューチャーアジア創生を先導する統合学際型リーダープログラム」
研究調査旅費支援制度等成果発表会(ポスターセッション)
- 課題
プログラム生、OBOG等による研究調査旅費支援制度等成果発表会(ポスターセッション)
- 期間
令和2年2月8日(土)12:00~13:30
- 参加者
学生 23名(ポスター発表者37名)
教員 16名
スタッフ 3名
その他 12名
以上 54名
- 担当者
中野 等(比較社会文化研究院長)
- 活動内容
2月8日に開催された最終報告・公開シンポジウム(第7回フューチャーアジア創生フォーラム)「多様な連携が拓くフューチャーアジア」にあわせ、今年度のプログラム生、OBOG等による研究調査旅費支援制度等成果発表会(ポスターセッション)および授賞式が開催されました。受賞者は下記4名です。
・最優秀賞
佐野 亘(修士2年):「琉球列島久米島におけるサンゴ礁海草帯の形成過程」
・優秀賞
James Frances Loftus III(博士3年):“Social Learning and Technological Choice during the Jomon-Yayoi Transition: A Comparative Case Study on Human Cognition through the lens of Prehistoric Material Culture”
・優良賞
張 小英(博士3年):「日本語ディベートにおける証拠資料の信憑性に関する考察-批判的思考態度の視点から-」
・特別賞
北原 優(学術研究員):「ラオス文学を通してラオ人たちの思索を追想する(予察)-風土理解のためのツール、あるいは語学教材としての「地元の文学」-」
今回の発表者(所属):発表タイトルは表1のとおりです。詳細は『研究調査旅費支援制度等成果発表要旨集』(2020年2月)をご参照ください。
表1 プログラム生等によるポスターセッション発表者リスト
No. |
氏名 |
課程・学年 |
タイトル |
1 |
安部 陽子 |
博士1年 |
中国人元留学生社員と日本人社員との協働を目指した就労支援教育の在り方-留学生・日本人学生・日本人社員への意識調査を通して- |
2 |
鄔 亜嬌 |
博士1年 |
ハモグリヤドリタマバチの成熟卵指数の再検討 |
3 |
村岡 敬明 |
博士3年 |
戦後沖縄史デジタルアーカイブの公開と意義 |
4 |
楊 洪 |
博士2年 |
日本語学習者の聴解ストラテジーに関する研究-JFL環境の中国語を母語とする大学生を対象に- |
5 |
Purev Myagmarjarga |
修士2年 |
The significance of acculturation in the experiences of rural-urban migrants in Ulaanbaatar |
6 |
田中 美保 |
修士2年 |
漁民の漁場認識に関する地形学的解釈-マルチビーム測深技術で可視化した奄美大島住用湾の事例- |
7 |
佐野 亘 |
修士2年 |
琉球列島久米島におけるサンゴ礁海草帯の形成過程 |
8 |
竹原 周 |
博士2年 |
伊豆諸島を中心としたクワガタムシ科の飛翔能力に関する比較研究 |
9 |
福田 悠人 |
修士1年 |
九州南部から琉球列島に分布するアカホシテントウ属Chilocorusの分類学的再検討 |
10 |
今井 志彦 |
修士1年 |
久米島サンゴ礁堆積物中のサンゴ骨格を用いた堆積環境の復元 |
11 |
朱 姝尭 |
修士1年 |
南京都市圏の拡大における両地区通勤移動研究-馬鞍山市を例として- |
12 |
木村 颯 |
修士2年 |
与那国島の堆積岩海蝕崖形態と岩質の関係 |
13 |
蒲 馬玲 |
修士1年 |
中国雲南省の国有農場におけるゴム林生産の現状と課題 |
14 |
Doan Hong Ngoc |
修士2年 |
Glass Ceiling: An invisible Barrier to Success for Female Workers in the Vietnamese Pharmaceutical Industry |
15 |
党 陽 |
修士2年 |
文化の差異による在日中国人看護師の異文化看護適応への影響 |
16 |
上野 弘人 |
博士1年 |
ヤエヤママルバネクワガタにおける繁殖生態の解明 |
17 |
王 酩 |
博士1年 |
外国人高度人材の受け入れと中国人留学生の起業に関する研究 |
18 |
李 娜 |
博士1年 |
中国朝鮮族中高生の朝鮮語能力について-教師たちの語りを通じて- |
19 |
申 明久 |
博士2年 |
The research on the influence of Residents' Attitudes and Perceptions in tourist destinations: A case study of Qinghai Lake |
20 |
楊 雯斕 |
博士3年 |
中国語母語話者による「格助詞+ノ」の習得に関する研究-「カラノ」「マデノ」「ヘノ」「デノ」を手かがりにして- |
21 |
北田 瑞希 |
修士2年 |
植民地統治と公衆衛生-仏領インドシナでのペスト対策を事例として- |
22 |
謝 傑 |
修士2年 |
育児期女性の仕事と育児の両立における保育所の役割と機能-企業主導型保育事業に着目して- |
23 |
James Frances Loftus III |
博士3年 |
Social Learning and Technological Choice during the Jomon-Yayoi Transition: A Comparative Case Study on Human Cognition through the lens of Prehistoric Material Culture |
24 |
張 琦 |
博士3年 |
中国語母語話者の日本語感謝表現に対する理解-アンケート調査を通じて- |
25 |
御代川 涼 |
博士2年 |
ヒドラにおける共生クロロコッカムの水平伝播と遺伝子発現変動解析 |
26 |
張 小英 |
博士3年 |
日本語ディベートにおける証拠資料の信憑性に関する考察-批判的思考態度の視点から- |
27 |
良永 朋実 |
博士3年 |
複言語話者が持つ「複数言語を話すこと」の意味-JSL環境の日本語学習者3名を対象とした事例研究- |
28 |
飯島 力 |
博士2年 |
エスニック集団問の連帯が生み出される社会的状況の一考察-カルフォルニア州ロサンゼルス市におけるメキシコ系アメリカ人と日系人に着目して- |
29 |
Khadijah Binti Omar |
博士3年 |
Culture in Japanese Movies through the Eyes of Malaysian University Students: A Thematic Analysis |
30 |
Yuslita Syafia |
博士3年 |
Intercultural adjustment problems of international students in Central Java and Yogyakarta, Indonesia |
31 |
何 潔 |
博士2年 |
言いさし表現に見られるジェンター差についての一考察-接続助詞「けど」を中心に- |
32 |
Daniel Young |
博士2年 |
安部公房と寺山修司の作品における「箱表象」と「壁表象」 |
33 |
坂井 華海 |
修士修了 |
熊本ラオス協会によるラオス遠隔地高校生就学支援事業-坂井弘臣元駐ラオス大使を中心としたオーラルヒストリーの試み- |
34 |
Jason Mark Alexander |
修士2年 |
Museum Education through Reenactment: Comparison of Japanese and South Korean Methods and Historical Memory |
35 |
山口 祐香 |
博士2年 |
映画『江戸時代の朝鮮通信使』の語るもの-在日朝鮮人の歴史実践と近代批判- |
36 |
北原 優 |
博士修了 |
ラオス文学を通してラオ人たちの思索を追想する(予察)-風土理解のためのツール、あるいは語学教材としての「地元の文学」- |
37 |
Hiro Mitsuo Hayashi |
博士3年 |
A nexus of minority groups in post-war Hiroshima and Nagasaki: The impact of the atomic bomb the Chinese, Korean, and hisabtesu burakumin community |
- 資料
・『CROSSOVER』No.45(2020)
・『研究調査旅費支援制度等成果発表要旨集』(2020年2月)
・『地球社会統合科学府「フューチャーアジア創生を先導する統合学際型リーダープログラム」最終報告書』(2020年2月)
≪プログラムウェブサイト≫
http://isgs.kyushu-u.ac.jp/~futureasia/
≪写真≫
会場の様子 会場の様子
優良賞 優秀賞
最優秀賞 特別賞
ポスター・チラシ