活動報告

2015年4月22日(水)フューチャーアジアプログラム平成27年度前期科目ガイダンス
 松永教授と森准教授より、平成27年度前期科目についてガイダンスが行われました。追加募集により新たにプログラム生となった2名を加え、5名が参加しました。



 まず松永教授より、平成27年度プログラム年間計画について説明がありました。プログラム生はそれぞれ、今年度のプログラムでの活動計画や達成したい抱負について語りました。


 次に森准教授より、平成27年度前期プログラム科目について説明がありました。前期プログラム科目のテーマは「アジアにおける諸問題の解決 ~環境、経済、地域活性化~」と設定します。2年次終了時に実施されるQEでは、各自の専門の視点からアジアの特定の課題に対し政策提言をするポリシーペーパーを提出していただきます。なお、英語能力の判定については詳細を検討中である旨、伝えられました。


 


 続いて、森准教授によって、プログラムが目指す4つの力(「歩く力」、「伝える力」、「描く力」、「率いる力」)について、「イランにおける国連機関UNHCR助成事業の案件形成プロセス」をテーマに講義が行われました。森准教授は長年、NGOなどで貧困撲滅や難民支援など幅広い仕事を経験されており、イランでアフガニスタン難民を支援する事業に携わった際に、どのような課題に直面してどのように解決したのか、「4つの力」の視点から話されました。
 イランとアフガニスタンの地理・文化・宗教・生活背景などについて紹介された後、難民支援事業で現地への提案時の課題とその解決方法、イランにいるアフガン難民の帰還後の就職先を確保する方法、などについて話されました。貧困問題をテーマに研究を行っているプログラム生もおり、大変興味深く聞いていました。また、実際にUNHCR(国際連合難民高等弁務官事務所)に提出した提案書を例として、ポリシーペーパー作成時のポイントを解説していただきました。


  

トップページへ