小山内先生は、2016〜2017年度に比較社会文化研究院長・地球社会統合科学府長を務められ、また共創学部初代学部長及び九州大学副理事を務められ、研究院だけでなく全学の運営にも尽力されました。
研究面では、造山帯深部で起きる地質現象解明に焦点を当ててこられ、大陸地殻の形成・進化のプロセスを明らかにされてきました。特に南極観測隊としての4度にわたる南極調査をはじめ、マダガスカル、スリランカなどの精力的なフィールドワークを礎にゴンドワナ超大陸の形成史を解明されてきました。近年はアジアからの留学生を受け入れて人材育成にも注力し、さらに彼らの祖国における地質学の水準向上にも寄与されてきました。また地質学分野だけでなく、考古学分野との連携による学際融合研究を推進され、人類史解読についての共同研究も多数行われてきました。
最終講義は、大きな講義室での対面とオンラインによる聴講のハイブリッドでの開催を予定しております。新型コロナ感染拡大の対策として、参加をご希望の方は、参加登録フォームで把握させていただきます。下記の登録フォームで申し込みをお願いいたします。参加をご希望の方には、ZOOMアドレスを前日までにお送りいたします。また、対面での参加を希望される方も、人数把握のため、登録フォームにご記入ください。念の為、ZOOMアドレスを同様に送らせていただきます。
皆さまのご参加をお待ちしております。
登録フォーム:
日時:3月10日(木)13時より
場所:イースト2号館D-103号室 及び、オンラインZOOM
(ご登録された方にアドレスを後日お送りいたします)
プログラム
1. 開会のご挨拶 比較社会文化研究院長 松井康浩
2. 小山内先生最終講義
「日本・南極・ゴンドワナ ー研究足跡をたどるー」
3. 質疑応答
4. 花束贈呈
5. 閉会のご挨拶 アジア埋蔵文化財研究センター長 溝口孝司
その他のお問い合わせについては、下記のメールアドレスにお願いいたします。
仙田量子(senda[at]scs.kyushu-u.ac.jp)[at] は@に変更してください。