〇タイトル:令和6年度 公開講座「食から考える文化と自然」
〇開催日時 2024年10月13日(日) 13時00分 ~16時00分
〇開催場所 九州大学西新プラザ(住所:福岡市早良区西新2-16-23)
〇参加費 無料
〇定員 60名
〇募集期間 2024年8月1日(木)~2024年9月30日(月)
〇主催 九州大学大学院比較社会文化研究院
〇問合わせ 九州大学人文社会科学系事務部総務課庶務第二係(e-mail: jbssyomu2@jimu.kyushu-u.ac.jp)
【趣旨・内容】
食べることは人間にとって根源的な営みです。その一方で、何を食べるか、どのように食べるかは、文化や時代に応じてさまざまに異なっています。本講座の目的は、文化人類学的な観点から食について考察し、現代社会における文化と自然の関係を見つめなおすことにあります。
本講座は、長谷千代子、安田章人、古川不可知の三名による同日の連続講義の形を取ります。アジア各地を専門とする講師陣が、食というトピックに多角的な観点(菜食、狩猟、高地農業)と多様な地域(中国、日本、ネパール)からアプローチすることで、食べることについて立体的な理解を目指します。食を考えることは、自然とのあるべき関係を取り戻し、文化的な多様性に寛容な社会を作るきっかけにもなるでしょう。
第1回 ヒマラヤとジャガイモ ―外来作物はいかに山地民の「ソウルフード」となったか―
古川 不可知(比較社会文化研究院 准教授)
第2回 東アジアの菜食実践と自然観 ―宗教との接点―
長谷 千代子(比較社会文化研究院 准教授)
第3回 獣を食べる ―ジビエから考える、人と自然―
安田 章人(基幹教育院 准教授)
【特記事項】
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