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包括的東アジア・日本研究コース

氏名 伊藤 幸司(いとう こうじ)
専門分野 東アジア交流史・日本中世史
キーワード    
講座
比較社会文化研究院 社会情報部門 歴史資料情報講座
研究内容 12~16世紀における日本列島と東アジア諸地域との交流の諸相を、交流を媒介した僧侶や海商、取り交わされる文物や情報などの視座から研究をおこなっている。すでに、その一部は拙著『中世日本の外交と禅宗』(吉川弘文館、2002年)であきらかにしているが、現在は14世紀末~16世紀中葉における西日本最大の地域権力・周防大内氏と東アジアとのかかわり、中世日本最大の国際貿易港・博多をめぐる問題、東アジアをまたいで成立した禅宗世界のあり方などについて考察を深めている。また、水陸交通の結節点である港町について、日本列島のみならず東アジア海域までも視野に入れ、文献史料のみならず、現地踏査などの情報も加味しつつ考察しようと考えている。
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