福田さん(修士卒業生)の論文が発表されました
イセテントウ Chujochilus isensis (H. Kamiya, 1966)の幼生期を解明し、幼虫および蛹の記載を行いました。イセテントウは三重県の伊勢神宮で発見されたテントウムシです。本種は大変希少な種で発見から半世紀以上が経過しても幼生期は未知のままでしたが、今回、大分県で発見された正体不明のテントウムシ幼虫を第一著者の福田くんが育て上げ、それがイセテントウの幼虫であることを突き止めました。
Fukuda, Y., Ito, N. and Ogawa, K. (2022) Description of Larva and Pupa of Chujochilus isensis (H. Kamiya, 1966) (Coleoptera, Coccinellidae), with Ecological Characteristics during the Larval Stage. Elytra, New Series, 12(1): 41-46.
