Wuさん(大学院生)の論文が発表されました。

クリタマバチ Dryocosmus kuriphilus は、クリの芽にゴール(虫こぶ)を作ることによりクリの果実生産に大きな被害を与える世界的な重要害虫です。本種の卵成熟様式に関して、斉一成熟性と随意的逐次成熟性の二つの仮説が提出されていました。雌成虫に産卵をさせなかったとき、餌の有無にかかわらず卵吸収は起きないことを我々は明らかにし、斉一成熟性仮説が支持されました。

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クリタマバチとクリの芽に形成されたゴール 撮影 Wu Yajiao

掲載誌: European Journal of Entomology
Yajiao Wu and Yoshihisa Abe (2022) Egg maturation in an invasive gall wasp, Dryocosmus kuriphilus (Hymenoptera: Cynipidae): An experimental test of the pro-ovigenic and facultatively synovigenic hypotheses Eur. J. Entomol. 119: 227-231
DOI :10.14411/eje.2022.024