活動報告

2014-12-20

第1回高度グローバル人材養成プロジェクト特別セミナー

2014年12月18日、伊都キャンパスの都ゲストハウスにて『第一回 高度グローバル人材養成プロジェクト特別セミナー 地域協力・地域秩序の未来』が開催された。

まず、小山内康人教授より開会挨拶の後、ウィリー・ラム教授(香港中文大学)より“Prospects for East Asian Regional Cooperation in the Areas of Finance, Trade and Climate Change” をテーマとして発表が行われた。ついで北村隆則教授(香港中文大学)より『東アジアの新しい地域秩序とは?』をテーマとして発表が行われた。最後に玄大松教授より『東アジアの地域秩序と領土問題』をテーマとして発表が行われた。

東アジア地域における地域協力・地域秩序の未来について、アジア統合についての最新研究動向と関連付け、最先端の研究をリードしてきた香港中文大学と国民大学校の研究者が共同のもと、中国と韓国及び多様な東アジア領域における問題について異なる観点から検討・検証を行い、知識を結集させた。地域や学術分野の枠を超え、それぞれの知識を融合させることにより、わが国を含むアジアの将来について改めて再考する機会を得た。さらには、喫緊の課題である領土問題とアジア統合にこれらの知識と経験が、どのように活用されるべきかについても紹介した。

合間には、九州大学より鬼丸武士准教授、松井康浩教授、アンドリュー・ホール准教授、益尾知佐子准教授によるコメントと来場者からの質疑応答により、活発な意見交換が行われた。

最後には中野等教授より閉会挨拶が行われ、セミナーは盛況のうちに終了した。

 

 

    

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