海外研究機関との連携

2015-04-15

アリゾナ大学

Prof. Jay Quade (Professor, University of Arizona)
Dr. David Dettman(Research Scientist, University of Arizona)
Prof. Kimberly Ann Jones(Professor, University of Arizona)

 

◆Intensive Course

「人類紀統合科学」

 2015年6月2日(火)~ 4日(木)

 [概要]
  最先端の化学分析法の開発により、過去の気候や人類史についての理解が深まっている。
  本講義では、最新の古気候学の知見を紹介し、過去数百万年間の人類活動と気候変動の関係について議論する。

  詳細は、こちら

 

◆特別講義

「規範の共有、ポライト・フィクション、異文化コミュニケーション」

 キンベリー・ジョーンズ教授

 2015年6月26日(金)

 教室:センター2号館 2205講義室

 使用言語:英語・日本語

 [概要]
 異文化間コミュニケーションにおける誤解は、対話がどのように展開していくかについての理解(規範)が共有されていないことから生じることが多い。しかし、一般の人がどのような行動をとるかについての言語文化的規範は仮定にすぎず、意識的な認識が行われている訳ではない。このため、対話者はコミュニケーションの困難さを、相手の個人的、民族的、または国家的な欠陥の所為にしてしまうこともある。本講義では米国人と日本人の間の数々の衝突事例を分析することで、日米の異文化間コミュニケーションの根底にある(「ポライト・フィクション」を含めた)発話や行動の基礎をなす規範の相違を明らかにしていく。

 

◆意見交換会

「学生との意見交換会」

 2015年7月7日(金)

 [概要]
  Kimberly Jones先生(日本語学専門)を囲んで、学術研究やアメリカに関する留学事情などについての意見交換会を開催する。

 

◆国際ワークショップ

「人類紀統合科学国際ワークショップ in Fukuoka」

 日時:2015年6月5日(金)13:00~17:45
 場所:伊都ゲストハウス 多目的ホール

 画像をクリックするとPDFをご覧になれます。

 詳細は、こちら

 

◆ワークショップ

「Pragmatics and Language Teaching/ 語用論と言語教育」

 日時:2015年7月3日(金)14:00~17:40
 場所:センター2号館 2308講義室

 [概要]
 米国より著名な社会言語学者であり言語教育(とりわけ日本語教育)にも造詣の深いキンバリー・ジョーンズ教授を招いてワークショップを開催。
 氏の講演には米国における言語学・言語教育学の最先端の研究成果や興味深い最新情報が盛り込まれる。また学内外の研究者による語用論・言語教育における多角的な研究発表も行われる。

 画像をクリックするとPDFをご覧になれます。

 

◆フィールドトリップ

「九州が世界に誇る地質の名所を巡る」

 2015年6月7日(日)~ 9日(火)

 

 アリゾナ大学より招聘した同位体地球化学研究者チームと本学府狩野教授が中心となり、6/7-9の日程で、阿蘇や平尾台など九州が世界に誇る地質の名所を巡るフィールドトリップが実施された。小雨の降りしきる、あいにくの空模様であったが、世界最大級のカルデラやカルスト地形に足を踏み入れることで、教員、学生共にフィールド調査の重要性を再認識する良い機会となった。特に、「地球史を通じた人類の営み」をテーマにブレインストーミングが行われ、今後の学際融合共同研究に向けて有機的な連携が強化された。

 


 雨の降る中、トラバーチン(温泉より沈殿した石灰岩)を観察する


 Aso-4の溶結凝灰岩


 平尾台のカルスト地形で熱変性の証拠を探す

 

お問い合わせ

国立大学法人 九州大学
大学院 地球社会統合科学府

グローバル化プロジェクト推進室

〒819-0395
 福岡市西区元岡744

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