活動報告

2018年12月12日(水)【プログラム授業】アジアの文化・多様性を伝える@元岡小学校(後半)
前回の10月11日の授業に引き続き、福岡市立元岡小学校交流授業「アジアの文化・多様性を伝える(後半)」が12月12日に行われました。

前回は、3年生の「アジアふしぎ発見」授業に招かれた地球社会統合科学府学生・研究生が、自分の出身国の民族衣装、地理などを紹介しました。それに対して、今回は、学生の出身国の食習慣、学校生活、人気スポーツなど、子どもたちが調べた結果をみんなの前で披露する「調べ発表会」です。

 

1クラス8つのグループに分かれ、一生懸命調べてくれた成果を「韓国新聞」「タイ新聞」などのタイトルで発表してくれました。はじめは少し表情が硬かった子どもたちも、時間が経つごとにリラックスして笑顔で報告してくれました。ある学生さんは、子どもたちが協力し合い、落ち着いて発表する様子に、「私の国では考えられない!」と感動し、「是非今後も小学生のみんなと交流を持ち、何かお手伝いがしたい!」と意欲満々の様子でした。

発表会の後には、学生への質問タイム。「“いただきます”は中国語で何と言うのですか?」「好きな日本食は何ですか?」というオーソドックスな質問から、「結婚はしていますか?」「恋人はいますか?」など、少しおませな質問まで時間ギリギリまで子どもたちの興味は尽きませんでした。

 

子どもの外国への憧れが減少してきているといわれている今日、今回の授業が子どもたちに少しでも「外国の話を知りたい」「外国人と友達になりたい」など興味を持つ機会になってくれれば、これ以上嬉しいことはありません。

今年度の小学校との交流授業は終了しましたが、来年度もまたこのような授業を通して、新しい子どもたちとの出会いがあることを期待しています。

 

    

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