活動報告

2018年10月22-23日開催【プログラム授業】Learning to Use the Statistical Program R
10月22-23日に北九州大学のJenifer Larson-Hall 先生によるプログラム授業「統計学 Program R」が開催されました。

1日目の午前中は、プログラムRの初心者を対象とした授業が行われ、「Rを使って何ができるのか?」「統計学とは何か?」「Rを使うための準備」についての説明がされました。午後は、実際にRをインストールし、事前に準備された統計データを用いて、記述統計量の求め方を学習しました。また、R commanderやR console を用い、グラフを描画しました。

2日目はt検定やカイ二乗検定、さらに重回帰分析の基本知識や概念の説明がされました。バイリンガルの例を使った単純重回帰分析、絵本と習得語彙の例を使った連続的・段階的重回帰分析と多元配置分散分析も説明されました。

 

Rにはフリーソフト、手順を自動化できるなどのメリットもありますが、データの読み込みから分析、結果の表示に至るまでプログラミング言語を用いるため、少々取っ付きづらいなどのデメリットもあります。受講生の専門も社会学、言語学、政治学、農学など多岐に亘っていましたが、正確なデータ検証を行うために、どの統計学ソフトが適しているかを的確に判断し、今後の研究活動に活用できることを期待しています。

 

          

 

 

 

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